破産債権査定

(以下,asahi.comより引用)

木村建設管財人、マンション住民の債権認めず 耐震偽装

 耐震強度偽装事件にからみ、破産手続き中の木村建設の債権者集会が18日、東京地裁であり、破産管財人の加々美博久弁護士は、偽装被害を受けたマンション11棟の住民が届け出た債権を全額認めない方針を示した。一部マンションの住民はこれを不服とし、近く査定を申し立てる。

 管財人は「木村建設やヒューザーが主導した偽装はなかった」という国土交通省の調査結果を示すとともに、建設会社は設計図通り施工する義務があり、偽装に気づかなくても直ちに過失とは言えないと説明。住民側の提出書類からも不法行為は認められないとした。

(引用終わり)

破産法第125条1項
 破産債権の調査において、破産債権の額又は優先的破産債権、劣後的破産債権若しくは約定劣後破産債権であるかどうかの別(以下この条及び第百二十七条第一項において「額等」という。)について破産管財人が認めず、又は届出をした破産債権者が異議を述べた場合には、当該破産債権(以下「異議等のある破産債権」という。)を有する破産債権者は、その額等の確定のために、当該破産管財人及び当該異議を述べた届出をした破産債権者(以下この款において「異議者等」という。)の全員を相手方として、裁判所に、その額等についての査定の申立て(以下「破産債権査定申立て」という。)をすることができる。ただし、第百二十七条第一項並びに第百二十九条第一項及び第二項の場合は、この限りでない。

不法行為に基づく損害賠償請求権(債権)があるのかどうかの判断の境界線はどのあたりにあるのか。
債権の存否そのもの,しかも不法行為に基づく損害賠償請求権の有無の判断を査定の手続でどのようにやるのか。
弁護士たるもの当然知っていなければならない事なのかもしれないが…,明日以降にでも調べてみようと思います。もしかすると小熊犬先生が教えてくれるかもしれません。
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Commented by 小熊犬 at 2006-10-20 17:23 x
お久しぶりです。
折角 ①条文 ②判例 ③実務の扱い ④学説その他 について調査する意欲に満ち満ちておられるようですので,無粋なことは差し控え。

その代わりといっては何ですが,不法行為損賠の繋がりで,かつ,他のところで貴職の逆鱗に触れていた(?),例の「おばあさんが道を歩いていたら,ショッピング中の若い子にぶつかって・・事件」の情報。

高裁でひっくり返ったようですね。昨日の日経に載っていた気がします。
Commented by black_penguin at 2006-10-22 00:14
>小熊犬先生
木曜は深夜までお疲れ様でございました。
後日調べると言って調べた記憶があまりございませんので,しばらく経っても音沙汰がなければ,是非にもご教示お願いします。
by black_penguin | 2006-10-18 22:23 | 時事関連 | Comments(2)

弁護士のちょっとブラックな業務日誌


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