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飲酒運転

(以下,asahi.comより引用)

はねられ橋から転落、女性死亡 酒気帯びの運転手逮捕
2006年09月12日
 12日午前4時40分ごろ、東京都東村山市久米川町1丁目の空堀川にかかる市道で、散歩をしていた同市秋津町4丁目、主婦谷村信子さん(68)が乗用車にはねられ、橋の上から約4メートル下の河川敷に落下、全身を強く打って間もなく死亡した。東村山署は、乗用車を運転していた現場近くの塗装業白戸葵容疑者(26)を道交法違反(酒気帯び運転)と業務上過失致傷の疑いで現行犯逮捕した。

 調べでは、白戸容疑者は前日午後10時ごろから、友人と市内の居酒屋2軒で酒を飲んだ後、帰宅するために車を運転、緩い左カーブを曲がりきれず、道路右側を歩いていた谷村さんをはねた疑い。

 車はそのまま電柱に衝突、さらに道路わきの畑に突っ込んで止まった。白戸容疑者から呼気1リットル中0.3ミリグラムのアルコールが検出されており、同署は危険運転致死容疑も視野に入れて捜査する。助手席には、一緒に酒を飲んでいた友人も座っていたという。

(引用終わり)

福岡市での痛ましい事件から,連日のように飲酒運転による死傷事故が発生している。この時期にどうして,と思うが,おそらくやつらは,新聞はもちろんのこと,テレビのニュースも見ていないのだと思う。
当然の事ながら,厳罰化が再び叫ばれている。

刑法第208条の2(危険運転致死傷)
アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で四輪以上の自動車を走行させ、よって、人を負傷させた者は15年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は1年以上の有期懲役に処する。その進行を制御することが困難な高速度で、又はその進行を制御する技能を有しないで四輪以上の自動車を走行させ、よって人を死傷させた者も、同様とする。

ただ,これについても適用が困難だったり,救護義務を果たさないで逃げ,アルコールが抜けたあたりで出頭した方が罪が軽い,などという矛盾点も出てきている。
いずれにしても,死亡事故が発生してしまってからいくら加害者を重く罰してもそれほど意味をなさない気がする。
むしろ,飲酒(酒気帯び)運転の場合の,運転免許の欠格期間を大幅に伸ばしちゃったらどうだろうか。
現状は,酒酔い運転の場合,欠格期間は2年。酒気帯びの場合は,30日間から90日間である(前歴無しの場合)。
思い切って酒気帯び10年,酒酔い30年,ってのはどうだろうか。
だいぶ減るんじゃないか,酒気帯び&飲酒運転が。

ついでに,駐車場を設置している飲食店には,運転者の確認と当該運転者へのアルコール飲料の提供禁止義務を課し,違反した場合には,1年間の全店舗業務停止…厳し~。
業務停止とえいば,アイフルにはあんなに厳しかった金融庁,やっぱり銀行系のアコム,プロミス,外資のCFJ,GEにはすっかり腰抜けです。あんな接待,こんな接待を受けたのかしらん?
by black_penguin | 2006-09-12 23:53 | 時事関連

弁護士のちょっとブラックな業務外日誌


by black_penguin