非現住建造物等放火未遂

(以下ニュース引用)
NHK記者逮捕:視聴者の不信感に再び火
 NHK大津放送局記者の笠松裕史容疑者(24)が5日、放火未遂容疑で滋賀県警、大阪府警に逮捕されたうえ、連続放火を認める供述を始めた。取材記者による不祥事は「まっすぐ、真剣」をキャッチフレーズに信頼回復に努めるNHK本体に冷や水を浴びせ、視聴者の不信感にも再び火を付ける結果を招いた。

 大津市のNHK大津放送局では午後8時から、秋山秀樹・同局長、加納幹夫・同局放送部長、森島繁美・大阪放送局広報部長の3人が会見に出た。秋山局長が「大津放送局の記者が、大阪府岸和田市内の放火未遂事件で逮捕されました。皆様に心からおわび申し上げます」と話し、3人そろって深々と頭を下げた。

 秋山局長によると、笠松容疑者は大津市内で連続8件の火災が起きた前日の5月14日、仕事が休みで、火事を伝えるニュースの放送にかかわっていないという。15日未明に、笠松容疑者から「火事が起きているので取材する」と大津放送局に電話連絡があったが、その後連絡が途絶えたという。

 15日は宿直勤務だったが、本人から「大津署で話を聴かれているので、勤務できない」と連絡があり、同日深夜に、当時の局長が本人から話を聴いた際、「自分はかかわっていない」と強く否定していたという。

 秋山局長の説明によると、今年4月中旬に、本人から上司に「体調が悪い」と申し出があった。週に3日程度は休んで通院し、4日ほど出勤する状態が続いていた。5月16日から「傷病休暇」(有給)に入り、6月20日からは診断書に基づく「傷病欠勤」に入った。10月20日から「傷病休職」が続いている。5月下旬から実家に近い大阪府内の病院に入院し、自宅や病院での宿泊を繰り返していたが、10月26日に退院したという。

 笠松容疑者が体調不良を申し出た前後の局側の対応について、秋山局長は「仕事上の悩みもあったようだった」との認識を示したが、加納放送部長は「過度なしっ責などの指導はなかった」と話した。

 病気で入院していた笠松容疑者の責任能力について、滋賀県警は会見で、「医師を含めた関係者の供述などから(責任能力が)あると判断した」としている。

【高田房二郎、服部正法】 ▽隅井孝雄・京都学園大教授(マスメディア論)の話 NHKはデジタル化で組織拡大路線を突き進む一方で、若い職員の教育も含めて職員管理がおろそかになった。その結果が相次ぐ不祥事だ。職員個人の犯罪とはいえ、NHKの体質が根本的に変わっていないことが温床になっていると思う。予想を超えた受信料不払いで「新しいNHK」をアピールしようとしているが、公共放送としての規律、意識も置き去りにされたままにしかみえない。企業体質や組織のあり方に徹底的にメスを入れてほしい。

毎日新聞
(引用終わり)

これは「若い職員の教育も含めて職員管理がおろそかになった。その結果が相次ぐ不祥事だ。職員個人の犯罪とはいえ、NHKの体質が根本的に変わっていないことが温床になっていると思う。」と一般化してとらえる問題ではないのではないか。
「通院」、責任能力云々とあるように、この事件は精神的な疾患に基づくことが明らかである。
ここのところ大きく取り上げられている女子高生の母親への薬物投与事件もそうだが、どのような原因で事件が発生したのか、という核心部分からあえて目をそらし、事件を一般化して会社の体質、インターネット社会というような曖昧なものに原因を求めるマスコミはずるい。
精神的な疾患も病気の一つとして真正面からとらえ、社会全体でその治療体制の確立等をしていかないと問題は解決しないと思うのだが。

とまじめな感想。
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by black_penguin | 2005-11-06 00:35 | 時事関連 | Comments(0)

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