皇帝ペンギン

恵比寿ガーデンシネマにて「皇帝ペンギン」を観た。

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サブタイトルに「生命を継ぐ物語」とあるとおり、まさに、ペンギンの生命が危うい一本の糸でつながってゆく。
しかし、ペンギンたちは、厳しい命の綱渡りを淡々とおこなってゆく。
映画も、よくありがちな感動の動物物語ではなく、淡々とペンギンを追っていく。この映像はよく撮れたな~とうならされる場面も多い。
小さなことで悩みがちな人間たちに、その飄々とした姿が勇気を与える。

氷の世界には慣れっこのはずのペンギンちゃんが、すってんころりんしちゃうのは、やっぱりかわいいやね。
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# by black_penguin | 2005-08-11 21:38 | その他 | Comments(1)

免責期間

生命保険契約の約款には、被保険者の自殺の場合について、一定期間保険会社に支払免責を認める規定がある。
その期間は、従来1年がほとんどだったが、近年の自殺者の増加を受けて、2年あるいは3年とする保険会社が増えている。

ところで、この自殺免責約款の趣旨について、最高裁判所平成16年3月25日判決は、「上記の期間を1年とする1年内自殺免責特約は,責任開始の日から1年内の被保険者の自殺による死亡の場合に限って,自殺の動機,目的を考慮することなく,一律に保険者を免責することにより,当該生命保険契約が不当な目的に利用されることの防止を図るものとする反面,1年経過後の被保険者の自殺による死亡については,当該自殺に関し犯罪行為等が介在し,当該自殺による死亡保険金の支払を認めることが公序良俗に違反するおそれがあるなどの特段の事情がある場合は格別,そのような事情が認められない場合には,当該自殺の動機,目的が保険金の取得にあることが認められるときであっても,免責の対象とはしない旨の約定と解するのが相当である。」と判示した。
つまり、責任開始日から1年以内に被保険者が自殺してしまった場合には、仮に保険金請求者の側で、自殺が、保険金取得目的でなかったことを証明しても、免責が認められることとなる。

では、免責期間が2年や3年の場合でも、当然に同じような効果が認められるのか?
最高裁判決は、自殺免責約款の趣旨についての上記結論に至った理由として、「生命保険契約締結の動機が被保険者の自殺による保険金の取得にあったとしても,その動機を,一定の期間を超えて,長期にわたって持続することは一般的には困難であり,一定の期間経過後の自殺については,当初の契約締結時の動機との関係は希薄であるのが通常であること,また,自殺の真の動機,原因が何であったかを事後において解明することは極めて困難であるこであることなどから,一定の期間内の被保険者の自殺による死亡の場合に限って,その動機,目的が保険金の取得にあるか否かにかかわりなく,一律に保険者を免責することとし,これによって生命保険契約が上記のような不当な目的に利用されることを防止することが可能であるとの考えにより定められたものと解される。」ことを挙げている。
この理由からすると、責任開始日から2年、3年経つと、逆に保険金取得目的ではないことが推定されることになるから、一律に保険者を免責することは妥当でないことになるのではないか。とすると、1年を経過し、2年や3年を経過する前に被保険者が自殺してしまった場合には、当然には、保険会社は免責されないのではないかと思うのだが…。

さて、気になる結果は?
こら!そこ割り込む(独立当事者参加)んじゃないの!
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# by black_penguin | 2005-08-03 01:17 | 業務関連 | Comments(0)

日誌開始

大学時代の友人が、高品質なブログを公開しているので自分もこのブログを目標にやってみようと決意。

分かりにくい弁護士業務の実態を、差し障りのない範囲でお見せしながら、新しい法律問題、判例から時事問題、コサキンネタまで取り上げていこうかと思います。
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# by black_penguin | 2005-08-02 01:22 | 業務関連 | Comments(0)

弁護士のちょっとブラックな業務日誌


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