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勧告

以下,朝日新聞より引用
「司法試験合格者数3千人「多すぎ」 総務省、削減を勧告

 法曹人口拡大をめざした司法制度改革について、総務省は20日、年間3千人程度とする司法試験の合格者数の政府目標は多すぎるとして、法務、文部科学の両省に見直しを勧告した。法科大学院についても定員削減や統廃合を求めた。司法制度改革は大きな転機を迎えている。

 政府は2002年に司法試験合格者数を10年ごろまでに年間3千人程度とする目標を閣議決定した。実際の合格者数は09~11年は毎年2千人強だが、それでも制度改革前の年間1千人程度から増えたため、総務省は「弁護士の就職難」が起きていると指摘。さらに弁護士1人あたりの事件数が減少しているとして、目標数の削減を求めた。」
引用終わり。

思わぬところから当を得た指摘が。
なんで総務省が…と思いますが,行政評価の一環らしいです。

概要は,こちら

こんなになるのは,制度が始まる前からだいたい想像できたのでは。
佐藤幸治くんには反省してもらわないとね。
受験時代はずっと芦部憲法を使っていたから,私には先見の明があったな(笑)。

しかし,こんなことを外から言われるなんて,法務省も恥ずかしいね。
まあ気づいていなかった訳ではなく,失敗には早々に気づいてた(というより最初から失敗すると予想していた?)にもかかわらず,気づいていないふりをしていたんだもんね。もっと罪深いよ。

やっとこれで少しだけ正常化に向かうかな。
今酷い状況ですから。そんな中で独立して良くやっているよ私は(笑)。
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by black_penguin | 2012-04-22 23:21 | 時事関連 | Comments(0)

国有化

時事ネタの前に業務日誌。

何か忙しいです。収入が増えているわけではないけれど。
次々とやることが降ってくる,というか待っている。

今年に入って既に証人尋問2件やり,今週ももう1件。
前は結構緊張したもんですけれど,何度もやっているとだんだん慣れてきて,むしろいろいろその場で聞いちゃって,時間ですよ~と裁判官に聞かれる始末です。
それでも,陳述書の準備からはじまって尋問打合せと,相当に時間が取られます。
当日も疲れるしね。
できればやりたくないです。

ということで,時事ネタに。
以下,asahi.comより引用
「米ワシントンを訪問中の石原慎太郎・東京都知事は16日午後(日本時間17日未明)、現地で講演し、都が尖閣諸島を購入する方針を明らかにした。すでに個人所有者側から同意を得ているといい、年内にも都議会に提案する。尖閣諸島をめぐっては中国が領有権を主張しており、外交問題に発展する可能性がある。

 石原知事は「東京都は尖閣諸島を買うことにした」と述べた。「日本人が日本の国土を守ることに何か文句がありますか」「中国は、尖閣諸島を日本が実効支配しているのをぶっ壊すために過激な運動をやりだした。とんでもない話」と批判し、「やることを着実にやっていかないと政治も信頼を失う」と述べた。

 また、知事は講演後、「尖閣諸島周辺は豊穣(ほうじょう)な漁場で、自然エネルギー開発でも大きな可能性を持っている。島々を舞台として様々な施策を展開する」との考えを示した。 」
引用終わり。

余計なことしないでくれよ,我欲のかたまり石原ちゃんよ~。
もうずっと日本人がちゃんと所有しているんですよ。都で買ったりしたら政治色が強くなってかえって固有の領土性にケチがつくじゃないか。
所有者は当初売却に難色を示していたらしいが,相続が発生して事情が変わったらしい。
要はお金の問題になってしまったということではないか。
石垣市で買うか,国有化するかのどちらかにしないと。
中国に足元すくわれるぞ,全く。
もういいから辞めてくれ。
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by black_penguin | 2012-04-18 00:01 | 時事関連 | Comments(0)

鶴の恩返し

まずは,一部に大人気のルンバネタから。

ルンバに対する対応はどんどん変わっていきます。
最近,上の子はルンバとは関係なく素直にベビーカーに乗ってくれるのですが,下の子はというと…。
ルンバのスイッチが入って逃げるというのが楽しいらしく,スイッチを入れると歓喜の叫びをして笑いながらベビーカーにあわてたふりして向かっていきます…。
すっかり大人は遊ばれています。

さてその下の子ですが。。

先日,夜うちに帰って,そぉっと寝室をのぞくと,妻と上の子は寝ているのですが,下の子はこちらに背を向けてベッドの上に座り,何やら鼻息荒く作業をしておりました。

何をしているのかなぁと思い,いつも時計をいじっているので今日もそうなのかなと…。
が,どうも様子がおかしい。
白い薄紙をちぎっては,「うきゃきゃきゃ」と一人で笑っています。怖い。
目をこらしてよく見ると,ティッシュペーパーを引っ張り出して,破ったり,ベッドの上に広げてみたり,「熱心に」遊んでおりました。
おかげでベッドの上はティッシュペーパーだらけ。
気づかれると騒ぎになるのでそのまま放っておいて,少しして見たら寝ていました。

あの後ろ姿は何とも面白くて,まるで鶴の恩返しの鶴を見てしまったかのような(笑)。
大変ですが日々面白いです。
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by black_penguin | 2012-04-12 00:00 | その他 | Comments(0)

MANOIR

先日(諸事情により日を特定できない),恒例の恒例会開催されました。
これで皆39歳になりました。

場所は,こちら
6000円のプリフィクスコースに,グラスワインを3種から5種いただくことにしました。
店員さんはとても感じが良く,お料理も美味しく,オーソドックス過ぎず,量も結構あって,コストパフォーマンス(通称コスパ)が良かったです。

まずは,アミューズから。
二日酔いに大変効くとのこと。皆さん二粒ずついただきました。
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シャンパーニュ地方産のスパーリングワイン(通称シャンペイン)
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本当のアミューズ。
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前菜一皿目
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前菜二皿目
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お魚料理
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お肉料理
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デザート
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怪しげなカップル二組(調子に乗ってワインを飲み過ぎ寝てしまったおじさん有り)に挟まれつつも,そんなことは全く気にせず,やれ獣の肉がどうだとか,ミスチルのギリギリぶりにはがっかりだとか,東芝のルンバもどきは上下にしか動かない(ちょっと違うか)とか下らない話をしつつ,最後の方は,「あ~10年経っちゃったのか」と感慨に浸ったのでした。

ラストオーダーが21時にもかかわらず,午前0時過ぎまで居続けた皆さん。
いつものとおり,最後のお客としてお店を後にしたのでした。

本当に力をだらりと抜いて下らないことを延々話せる素晴らしい会となっております。
ありがとうございました。
次回からはとうとう40歳。そして今年は10周年。
いろいろ節目の年なのです。
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by black_penguin | 2012-04-07 22:03 | その他 | Comments(2)

執行

刑事訴訟法
第四百七十五条  死刑の執行は、法務大臣の命令による。
2  前項の命令は、判決確定の日から六箇月以内にこれをしなければならない。但し、上訴権回復若しくは再審の請求、非常上告又は恩赦の出願若しくは申出がされその手続が終了するまでの期間及び共同被告人であつた者に対する判決が確定するまでの期間は、これをその期間に算入しない。

先般刑の執行がありました。
法律ではこう定められていますから,何かいけないことをしているような論調(マスコミが)になるのには,それはそれで違和感を覚えます。

日本では,被疑者の段階には,さんざっぱら警察・検察リークに基づいてあることないこと報道するくせに,死刑囚になったとたんに何やら国家権力の被害者的な扱いをするところがあって(奇妙な支援者まで現れて),遺族にとっては,死刑を望むことを非難されるような状況にさえなって,本末転倒だろうといつも思っています。

ところで,司法試験の論文試験での「正解」には,現在の日本の制度と違っているものが主として2つあるのです。
一つは,選挙における一票の価値について(正確には,最高裁判所で違憲状態と言われているわけだから,単に立法の怠慢ということでもありますが)。
もう一つは,死刑の存廃について。
刑事政策の論点では,死刑は廃止し,その代わり,50年間仮釈放のない無期懲役を設けよ,というのが,暗黙の「正解」になっています。

私も,死刑という制度については,前にも書いたような気がしますが,廃止してしまった方が良いと思っています。

先ほども述べたように,死刑があることで,なぜか死刑囚が国家権力の被害者みたいな扱いをされるという状況があります。また,死刑廃止論者の弁護士が自己の「崇高なお考え」を達成するために被告人を利用し,被害者遺族を敵視するというとんでもないお門違いも生じています。
死刑になるかならないかで遺族が再び落胆するということもあります。

それとやはり良く言われることですが,誤判の危険は依然として避けられない,抑止効果がそれほど見られない,制度そのものがやはり前近代的と言わざるを得ない,ということも挙げられます。

個人的には,最後は神が裁くだろう,というのもあります。

もちろん,これに代わる重い刑が必要です。
やはり50年間仮釈放無しの無期刑でしょう。
面会もほとんど制限していいと思っています。

これとは別に,性犯罪者の出所後のGPS監視や居住地制限等,経済犯・贈収賄犯に対する多額の罰金制度,再犯防止のための処遇の見直しは必要でしょう。

ということで,まだまだ書きたい感じですが,整理できていないのでまた今度。
死刑を廃止するというのであれば,刑や処遇の全体の見直し案とともに提案しないとね。日弁連みたいに,単にいい子ぶってその場限りのことを言っているようでは,朝日の社説と同じですよ。
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by black_penguin | 2012-04-02 00:18 | 時事関連 | Comments(0)

弁護士のちょっとブラックな業務日誌


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