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NOVA破産手続開始

香川の事件で,ほとんど報道されていませんが,株式会社ノヴァについて,破産手続開始決定が出ています。

(以下,asahi.comより引用)
NOVA負債、総額855億円に

 倒産した英会話大手のNOVA(大阪市)の負債総額が約855億円にのぼることが27日、明らかになった。民間信用調査会社の帝国データバンク大阪支社によると、内訳は未消化分の前払い受講料570億円、労働債務40億円、金融債務45億円など。破産管財人の弁護士によると、前払い受講料を含む一般債権者への配当は困難という。

 NOVAの一部事業は、ジー・コミュニケーショングループ(名古屋市)への譲渡が決定。譲渡後のNOVAには、事業の実体が残らないことから、大阪地裁はNOVAの会社更生法の手続きを棄却し、26日に破産手続きの開始を決めた。継承されないNOVA教室などは、解約や明け渡しの手続きに入る。
(引用終わり)

前払い受講料債務570億円というこの前代未聞の消費者被害事件ですが,当の猿(さる)橋ちゃんは全く説明にも現れず,また,「いっぱい聞けて~」と広告を流しすぎたため気が引けているのか,テレビではほとんど報道されていません。
あんな急拡大路線では,必ずひずみが出ると思っていましたし,少なくともここ1,2年の間は,あまり芳しくない噂(強引な勧誘や講師の質低下)もかなりでていたと思うのですが,にもかかわらず,これだけの被害が出てしまいました。
信用毀損になったりしてはまずいのですが,これだけの被害が拡大する前に,報道機関でもある程度問題点の指摘がもっとあって良かったと思いますし,弁護士などからも警告というかそういうものがあった方が良かったかもしれません。

なお,詳しい経緯は,こちら
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by black_penguin | 2007-11-27 23:31 | 時事関連 | Comments(0)

ブログ紹介

以前の紹介と完全に重複しますが。

東京脱力新聞2.0
ジャーナリストたる者,上杉氏のようにきちんと取材しなければ。
検察のリークばっかり拾っているようじゃだめですよ。

宇多田ヒカルちゃんのブログ
くまの着ぐるみに入って,東芝EMIに出社。
防犯カメラの映像を効果的に使った見事な編集です(笑)。
エレベーターのボタンを押すところがかわいい。
やっぱり離婚して良かったね。
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by black_penguin | 2007-11-26 23:15 | その他 | Comments(0)

犯罪被害者週間

11月25日から12月1日までは,犯罪被害者週間です。
今日は,各地で集会等が開かれたようですが,刑事裁判での被害者参加が認められたため,次は,少年審判です。

(以下,asahi.comより引用)
少年審判の傍聴に賛否 被害者団体、都内で会合

 政府の「犯罪被害者週間」が始まった25日、被害者や遺族、弁護士ら専門家でつくる二つの被害者団体が東京都内でそれぞれ会合を開いた。法制審議会で今月末から、非公開の少年審判で被害者の傍聴を認める制度の導入が議論されるのを前に、賛成と反対の立場から主張を展開した。

 「全国犯罪被害者の会(あすの会)」の大会では、97年の神戸連続児童殺傷事件で次男を亡くした土師守さんが、少年審判では「蚊帳の外」に置かれたと主張した。

 「被害者として事件の背景を知りたいと思うのは至極当然のこと」。加害少年の更生のためにも、傍聴だけではなく、被害者が質問する権利も認めてほしいと訴えた。

 一方、「被害者と司法を考える会」の集会では制度への懸念を論じた。交通犯罪で息子を亡くした片山徒有さんは、傍聴の実現を「ある種の制裁を裁判所に期待する流れの中にある」と指摘。家裁調査官を務めてきた伊藤由紀夫さん(全司法労組)は「狭い審判廷で被害者と加害者が相対すれば互いに興奮してしまう。傍聴するよりも裁判官が裁量で遺族に丁寧に説明する方が真実もわかる」と話した。
(引用終わり)

傍聴(あるいは出席というべきか)は求めるものの,質問権まで認めるのかどうかという点は,委員会の中でも慎重論があります。
いずれにしろ,少年事件では,付添人から情報が得られないと,意見聴取や意見陳述等で間接的に接点があるほかは,全くもって情報は被害者側に入ってきません。
被害者のある事件で,「何でその少年は少年審判を受けているんですか」と言えば,被害者に被害を与えたからであって,にもかかわらずその当の被害者が全く蚊帳の外に置かれるという状況自体が不自然なことは明らかです。
また,何度も言っていますが,復讐心で固まった興奮する被害者・遺族,というのは完全に誤った固定観念です。
したがって,質問はともかく,審判に出席して,事実関係における当事者たる加害少年と被害者・遺族が同席し,その場で被害者・遺族が意見を言える機会を設けるべきと思います。
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by black_penguin | 2007-11-25 23:24 | 時事関連 | Comments(0)

THE BOURNE ULTIMATUM

久しぶりに映画を見に行ってきました。六本木で。

THE BOURNE ULTIMATUM

シリーズ1,2をテレビで見て面白かったので,たぶん今回も大丈夫だろうということで(笑)。
結論
非常に面白い。

きっとマットデイモンがいいんでしょう。
無理にヒーローを作るのでもなく,無理に悲劇を作るのでもなく,無理に謎を作るのでもなく,しかし,スピード感たっぷりにどんどん話が進んでいきます。
さんざんっぱら人を殺しておいて,最後ハッピーエンドなんていうと非常に後味が悪いんですが,そういう感じもなく。
うまく褒めるボキャブラリーが貧困で恐縮ですが,とにかく良かったです。

今日は,午前中ベルリッツで英語のお勉強。
夕方は,字幕付きながら英語の映画を鑑賞。
ということで,英語づくし(笑)の一日でした。
結構聞き取れました。
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by black_penguin | 2007-11-23 22:36 | その他 | Comments(0)

サブプライムローン

テレビ東京あたりの経済ニュースでは,依然としてサブプライムローン問題の影響について連日のように伝えています。

このサブプライムローンですが,説明を読むと,高金利貸付→住宅価格の上昇→担保価値の増加→さらなる借入or低利ローンの借換によって安定化,というのをもくろんだが,住宅価格の上昇が止まったため破綻,ということのようです。
しかし,どうもこれは本当なのかと思わされます。
テレビニュースを通じて何件かの事例を見ただけですが,正直言ってほとんど収入の無いような人々がこれによって住宅を購入し,まもなく破綻しているわけです。
プライムローンになろうがそもそも返済が滞りなくできるような人たちではないのではないかと見えました。
そうなると,どうも貸し付けた人たちは,住宅価格の上昇とは無関係に,債務者が早晩破綻するのは予想していたのではないかと思えてきます。
つまり,貧しい人に高利で貸付け,破綻を待って価格の上がった住宅を売るなりなんなりしようと考えていたのではないか。
そうだとすればずいぶんとあくどい商売です(勝手に推測しておいてなんですが)。

さて明日は,過払金請求訴訟第2回です。サラ金業者は,「経営が厳しくて…」などと言って分割払いを求めています。
しかし,社長は赤坂の超高級マンション25階にて悠々自適な人生です。
分割払いは認められません(笑)。
もっとも中小の金融業者が,この過払金返還問題で経営が厳しくなっているのは事実のようです。
まあ高い金利でずいぶんもうけたわけですから,盛者必衰の理をあらわす,ということでよろしいんではないでしょうか。
これまでの高金利では,債務残高が499,000円や999,000円になって少し借りさせられては返しているという状態が続くと元金は全く減らず,一生返しきれない状態になるわけですが,業者はそれを当然分かっていて毎月利息分だけ吸い上げていたわけです。
まあこれもあくどい商売といえばそういえそうです。

ということで結論。
あまりあこぎな商売はしないこと。
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by black_penguin | 2007-11-20 23:19 | 業務関連 | Comments(0)

土日

土曜出勤の弁護士も多い中,きっちり土日休んでいますが,この土日はその休みを生かせませんでした。

土曜日は,グダグダ起きて,家の掃除をして,グダグダテレビ見て,あげくにゲームやって,夕方ちょこっと買い物に出ただけ。
そういえば,主たる口座を変更したため,住民税の引き落としができないとのことで督促状が届き,あわてて近所のコンビニで多額の(笑)支払いをした。コンビニで,「○万○○円です。」と言われ,「コンビニで何買ってるんだ」的な空気が。

日曜日は,昨日の反省も少しふまえ,テレビを見た後,聖書を読んで,労働法の勉強を。
が結局外に出たのは,買い物の時だけ。

まあ休みだからいいのかもしれませんが,テレビはもっと控えた方が良さそうです。
といいつつ,真央ちゃんの応援やらくだらない「トリック」など見てしまいました。
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by black_penguin | 2007-11-18 23:55 | その他 | Comments(0)

油断大敵

破産手続開始申立にて,通帳のチェックを怠り,比較的多額の金の出入りの原因調査ができていませんでした。
あ~あ。これで管財人の仕事もこなくなっちゃう(涙)

ワインショップ・エノテカにて,ボジョレー・ヌーボー(白ワイン)を予約していたので本日到着。
まあまあ美味しかったと思います。
上記ミスがなければもっと美味しかったかも(涙)
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by black_penguin | 2007-11-15 23:04 | 業務関連 | Comments(2)

異業種交流

昨日は,事件の依頼者と事件終了祝いを。
FPの資格を持っている方ですが,資産運用,相続・遺言といった相談,プランニングをする会社を立ち上げる予定とか。
一緒に会社をやるという税理士さんと一緒にお食事となりました。

意外にもローカルネタで盛り上がるなど,面白い会でした。

こうした偶然の出会い?をきっかけに人脈がつながっていくようになると仕事にもいい影響がでそうです。
ものすごいお金持ちの相続問題など転がり込んでこないかしらん。
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by black_penguin | 2007-11-14 23:20 | 業務関連 | Comments(0)

試験問題漏洩

(以下,asahi.comより引用)
出題、事前に知りメール 司法試験考査委員の元慶大教授

 新司法試験の出題と採点を担当する法務省の「司法試験考査委員」だった元慶応義塾大法科大学院教授の植村栄治氏(58)=8月に依願退職=が、試験1カ月前の今年4月、教え子の学生たちに流したメールの中で「重要判例」と紹介した最高裁判例について、本試験に出題される予定を事前に知っていたことがわかった。別の考査委員から事前に聞いていたことを植村氏が朝日新聞の取材に認めた。同氏は試験問題漏洩(ろうえい)の意図はなかったと否認しているが、多くの法科大学院の教授らは「明らかに秘密漏洩。国家公務員法の守秘義務違反にあたる」と批判している。

 植村氏は行政法を専門とし、昨年11月、法務大臣により司法試験(公法系)の考査委員に任命された。今年4月11日、慶応大学の法科大学院の百数十人の学生にメールで「平成18年度重要判例解説」が刊行されたことを紹介。「そのうち行政法関係で重要そうな判例を幾つか選んで判旨ポイントを作りました」と述べて六つの判例を示し、「あと1月(ひとつき)、直前の追い込みをがんばって下さい!」と書き添えた。六つの判例のうち、憲法の租税法律主義と国民健康保険料の関係を論じた昨年3月の最高裁判例が、5月15日に実施された本試験で、短答式の問題の素材となった。

 その後、考査委員には自粛するよう要請されている受験指導を植村氏が行っていたことが発覚。6月29日、植村氏は考査委員を解任された。ただ、法務省が出した処分の発表文では、「判例要旨をとりまとめたものなどを受験生に送付したこと」などを解任理由にしているが、植村氏が事前に短答式の問題を知っていたことは触れていなかった。法務省は8月、設問そのものを示したわけではないなどとして、慶応の受験生に有利な結果が出たとは言えないとし、再試験をしないことを決めた。

 植村氏は今月8日に朝日新聞の取材に応じ、メールを送った時点で、最高裁判例が本試験に出題される認識があったと認めた。法務省によると、憲法や行政法を出題範囲とする公法系の問題を作る過程で、憲法を専門とする別の考査委員から、その判例を出題すると聞いていたという。

 植村氏は4月11日のメールについて、「重要なので試験にかかわらず知っておいて欲しくて紹介したが、『(試験に)出るよ』とは書かなかった」と弁解した。

 この問題の正答率は、慶応の受験生が26.57%だったのに対し、慶応以外は4.52ポイント下回る22.05%。公法系の短答式は40問。朝日新聞が入手した前半20問の正答率比較グラフで難問を比べると、この問題での慶応の正答率の高さが目立つ。

 こうした事実関係は、法務省も把握しているが「受験生であれば当然知っているべき判例。事前にメールで示しても『出題に関連する』とは明示しておらず、漏洩には当たらない」としている。

 複数の法律家は「4人に1人も正解していない。そのような難問で他の受験生よりポイントが高いということは、メールが慶応の受験生に有利に働いたということだ」と指摘する。

 8日開かれた参議院法務委員会では、鳩山法相が「出題された問題を見て(判例を)知っているか知らないかは重大な境目。とんでもないメールだ」と答弁し、再調査する意向を示した。同委員会では今後、植村氏の参考人招致を検討する。

 植村氏の行為を巡っては、全国の弁護士や大学教員ら33人が8月、「事実関係を明らかにするべきだ」として国家公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで東京地検に告発している。

 法務省は今回の問題を受け、08年の考査委員のうち法科大学院教員の数を大幅に減らす方針を決めた。
(引用終わり)

信頼と最低限のモラルによって支えられていたと思いますが,あっさり規範の壁を乗り越えて向こう側に落っこちてしまいました。
これで受かっても一生色が付いちゃうし,漏らされた側にとっても不幸なできごとです。
メールで送りつけられちゃったら,「読んじゃったと言えば読んじゃった」とMファンドを思い起こさせる台詞が聞こえてきそうです。
このグダグダ感に巻き込まれてしまったまっとうな受験生は本当にやりきれない思いでいっぱいだと思います。
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by black_penguin | 2007-11-12 23:01 | 時事関連 | Comments(0)

20,000

このたび,当ブログへのアクセスが,延べ2万件を突破しました。
誠にありがとうございます。
これも,日々穏やかに見守ってくださっている皆様のおかげと感謝しております。

早いもので,このブログを始めてから3年が経過しました(おそらく(笑))。
ときおりいただくご批判にも真摯に耳を傾けるよう努力し,かといって萎縮することなく,自分の考えを伝えてきたつもりです。

今や多くの人がブログを通じてそれぞれの日常や考え方を世界に伝えることが当たり前の時代となってきましたが,さてこれは今後どのような進化を遂げていくのか,続けながら見守り,かつ,自分でも試行錯誤をしていきたいと希望しています。

仕事の面でも,弁護士数の急増を受け,自ら情報を積極的に発していかなければ新たな仕事を見つけることができにくい時代になってきました。
顔を見て,信頼関係を築きながらしなければならないこの仕事と,インターネットをどう結びつけていけばいいのか,これまた大変遅ればせながらそろそろ本腰を入れて考えていかねばならんと思います。

と偉そうに未来予想図を描きながら,このブログはこれまでどおり,淡々とつづられていくものと思われます。
今後とも,どうぞ穏やかに見守っていただければ幸いです。
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by black_penguin | 2007-11-11 22:37 | その他 | Comments(4)

弁護士のちょっとブラックな業務日誌


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