特捜検察の闇

魚住昭著「特捜検察の闇」が文庫本で出ていたので読みました。
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田中森一のところの話は,本人著「反転」と重なる部分が多いのですが,中坊公平の悪事?や,安田弁護士逮捕の話は,非常に詳細に法廷のやりとり等が書かれており,面白いです。

そして,「国策捜査」,「変容する司法」の章は,重いです。
「検事にすり寄る裁判官,国策捜査に走る検事,そして自らの在野性をかなぐり捨てようとする弁護士たち。こうした司法界の翼賛体制化ともいうべき傾向は,2000年11月,司法制度改革審議会(会長・佐藤幸治京大教授)が発表した中間報告にも色濃く表れている…」

弁護士増→国選事件の奪い合い→法務省管轄の法テラスによる名簿,報酬管理。
刑事弁護に熱心方々には,被害者を叩いたり,死刑廃止運動ばっかりしていないで,もっともっと深刻な刑事司法の根源的な危機に立ち向かっていってほしいと思います。

昨日と同じことですが,とにかく小泉時に立ち戻って,正しい方向に歩み直す必要があります。
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by black_penguin | 2007-12-18 23:22 | その他 | Comments(0)

弁護士のちょっとブラックな業務日誌


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