仮執行宣言

請求の趣旨で適当に仮執行宣言を求めていたら、裁判官に指摘された。
東京地裁で修習担当だった裁判官に。
顔見知りで…。
きっと、「せっかく教えたのに」と思っていたでしょう。
そんな気持ちが言葉にこもっていました。
申し訳ございません。

犯した過ちは、登記手続請求に仮執行宣言を求めたこと。
また、離婚にともなう財産分与請求に仮執行宣言を求めたことである。

早速に、「六訂 民事弁護の手引き」見てみた。
書いてありました。しっかりと。
「次のような訴えについては仮執行の宣言を求めることができない。…中略…例えば、登記手続を求める訴えはその判決の確定によって一定の意思の陳述を擬制する効力を生ずるのであるから(民執法173条1項)、仮執行の余地がないものと解せられている。」
だそうでございます。
仮執行宣言をつけるかどうかは、民弁の授業でも、民裁の授業でもやったような記憶が…。
起案でも結構ポイントになっていたような記憶も…。

しかし、財産分与についても仮執行宣言は付けられない、というのは分かるような分からないような。ちょっと調べて見なくては。
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Commented by みうら at 2005-11-10 18:02 x
離婚が成立しなければダメだから。離婚後に分与だけ請求すれば、仮執行も可能なんでしょう。

http://blog.goo.ne.jp/xxxxxxx1234567/
見に来てください。
離婚判決・控訴・控訴取り下げの場合、判決から2週間に遡って離婚設立とする裁判所と、取り下げにより離婚とする裁判所があるそうですね。
前段、法的には理解できるが、かなり以前から離婚していたことになりいろいろ問題が出るんですよ。後段はそういう問題は起きない。
Commented by black_penguin at 2005-11-11 00:16
>みうら様
ありがとうございます。
いずれも判決の確定が前提となるからのようですね。
ここのところ初歩的なミスをご披露し続け、恐縮です。
みうら様のブログ&HP拝見しました。
今後ともよろしくお願いします。
by black_penguin | 2005-11-10 00:26 | 業務関連 | Comments(2)

弁護士のちょっとブラックな業務日誌


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