騎士団長殺し
2017年 04月 20日
4月も後半になってしまいました。一月に一回は投稿したいですね。
投稿→登校といえば,双子ちゃんたちは4月から小学校に通い始めました。
二人は別々のクラスに。
それでも保育園で鍛えた社会性を武器に早くもお友達を作って頑張って勉強しています。たくましい。
人見知りの親とはえらい違いです。
さて,久しぶりの投稿で,本の感想を。
村上春樹の最新長編小説です。
発売直後に購入しましたが,いまいち入り込めないまま,読み終わるのに時間を要してしまいました。
申し訳ありません,今までたぶん全ての村上春樹の小説読んできたと思いますが,今回のは一番ダメでした…。残念。
不思議さのあるストーリーを無理矢理合理化しようとした感じが見えてしまって,物語が深くなく,日本語の表現も何だか表層的。
どうしてしまったのか。
やはり年齢による衰えというものを感じさせられざるを得ませんでした。
「世界の終わり」で見せたカミソリのようにそぎ落とされた文章はどこに行ってしまったのか。
文章を書くと言うことがいかに難しいか,思い知らされた気がいたします。
もしかすると,社会性のようなものは捨てて,もっと自由に書いてもらった方がずっと良いのかもしれません(なんという上から目線)。
by black_penguin
| 2017-04-20 23:26