北欧調査旅行6日目
2014年 11月 16日
北欧調査旅行も,いよいよ大詰めになってきました。
ここからは,ストックホルム滞在で,飛行機での移動がなくなったので,少し楽になりました。
今日は,スウェーデンの弁護士と面談し,被害者弁護人(被害者補佐人)の活動について聞きます。
ホテルの前。ここから歩いて法律事務所に向かいます。
こちらが事務所のロビー。向こうの渉外事務所のような感じです。実は,今回お話をうかがった弁護士は,女性6人で事務所を経営していますが,我々全員が入れるほどの会議室がないということで,夫が勤めるこちらの事務所に伺いました。
会議室の水差しもおしゃれ。これはあとでお土産に買ってきました。
スウェーデンでは,捜査機関に犯罪被害についての通知がなされると,裁判所が,名簿の中から,被害者弁護人を選任します。
当然無料であり,資力の要件もありません。
弁護士に払われる報酬は,タイムチャージで,それほど多い金額ではありませんが,当たり前のように,被害者に国選弁護士が付く制度はやはりいいですね。
日本でも導入必須だと思います。
無駄な公共事業や天下り先への無駄な出費をなくせば,この程度のお金は,すぐに出るのですが…。
今回,私の担当は,この被害者弁護人について。
ですので,このインタビューが終わったら,一応担当終了ということで,少し緊張から解放されたのでした。
さて,続いて,ストックホルム検察庁に移動します。
検察庁は,単独の建物ではなく,オフィスビルの3フロアを借りている状態でした。
といっても,専用のエレベータがあり,セキュリティはしっかりしていました。
面会を求めてくる人で,オフィスには入れたくない人(笑)と面談する場所が1階にありました。
検察庁では,組織の一般的な話と,DVや子どもの事件に特化した検察官の役割等について聞きました。
こちらの検察官は,裁判官のような権限も持っており,身柄拘束や家宅捜索などを決定できる権限を持っています。
このあと,バスで移動し,子どもに対するいわゆる司法面接を行う,「子どもの家」という施設に行きました。
ここでは,児童虐待などを受けた子どもに対して,警察官などが尋問を行い,心理士などがサポートしています。基本的には,子どもについて法廷で証言させることはなく,ここでの尋問結果が使われます。
とても良い場所にあって,まだ新しい施設でした。窓から見える風景。
これで今日の訪問も終了。しかし,今日はこの旅最大の試練がこのあと待っていたのでした…。
とその前に,ストックホルムの街を綺麗に見ることができる場所に案内してもらいました。
夕日をあびて美しい風景でした。
さて,この日は,日本大使館主催のパーティー。ストックホルム市内の鉄板焼屋に向かいました。
今回訪問した先の弁護士ご夫婦や検察官ご夫婦をお招きして,いろいろと懇談するというもの。
最初は,日本大使館からボランティアで通訳をしてもらう方を連れてきますということだったのですが,あまり協力してもらえず,英語の話せない私が,孤高の海に放り出された次第です。
日本語はしゃべれないが,優しい日本大使館の職員のおばさまがいて,簡単な英語→スウェーデン語に訳してもらって,何とか少しは会話をしました。
でも,向こうの人は,当然,完璧に英語が話せるので,こちらの英語力の無さばかりが目立つことに。
今まで海外旅行でもそれなりに落ち込んできましたが,今回ばかりは落ち込みました。
もし次に来ると機会があったとしたら,そのときにはペラペラしゃべれるように,英語力を磨こうと堅く決意したのでした。
でも,とても良い経験でした。
こうして,最大の任務を終えてぐったり疲れて,地下鉄でホテルに帰りました。
明日は,最後の訪問地,刑務所を訪れます。
ここからは,ストックホルム滞在で,飛行機での移動がなくなったので,少し楽になりました。
今日は,スウェーデンの弁護士と面談し,被害者弁護人(被害者補佐人)の活動について聞きます。
ホテルの前。ここから歩いて法律事務所に向かいます。
こちらが事務所のロビー。向こうの渉外事務所のような感じです。実は,今回お話をうかがった弁護士は,女性6人で事務所を経営していますが,我々全員が入れるほどの会議室がないということで,夫が勤めるこちらの事務所に伺いました。
会議室の水差しもおしゃれ。これはあとでお土産に買ってきました。
スウェーデンでは,捜査機関に犯罪被害についての通知がなされると,裁判所が,名簿の中から,被害者弁護人を選任します。
当然無料であり,資力の要件もありません。
弁護士に払われる報酬は,タイムチャージで,それほど多い金額ではありませんが,当たり前のように,被害者に国選弁護士が付く制度はやはりいいですね。
日本でも導入必須だと思います。
無駄な公共事業や天下り先への無駄な出費をなくせば,この程度のお金は,すぐに出るのですが…。
今回,私の担当は,この被害者弁護人について。
ですので,このインタビューが終わったら,一応担当終了ということで,少し緊張から解放されたのでした。
さて,続いて,ストックホルム検察庁に移動します。
検察庁は,単独の建物ではなく,オフィスビルの3フロアを借りている状態でした。
といっても,専用のエレベータがあり,セキュリティはしっかりしていました。
面会を求めてくる人で,オフィスには入れたくない人(笑)と面談する場所が1階にありました。
検察庁では,組織の一般的な話と,DVや子どもの事件に特化した検察官の役割等について聞きました。
こちらの検察官は,裁判官のような権限も持っており,身柄拘束や家宅捜索などを決定できる権限を持っています。
このあと,バスで移動し,子どもに対するいわゆる司法面接を行う,「子どもの家」という施設に行きました。
ここでは,児童虐待などを受けた子どもに対して,警察官などが尋問を行い,心理士などがサポートしています。基本的には,子どもについて法廷で証言させることはなく,ここでの尋問結果が使われます。
とても良い場所にあって,まだ新しい施設でした。窓から見える風景。
これで今日の訪問も終了。しかし,今日はこの旅最大の試練がこのあと待っていたのでした…。
とその前に,ストックホルムの街を綺麗に見ることができる場所に案内してもらいました。
夕日をあびて美しい風景でした。
さて,この日は,日本大使館主催のパーティー。ストックホルム市内の鉄板焼屋に向かいました。
今回訪問した先の弁護士ご夫婦や検察官ご夫婦をお招きして,いろいろと懇談するというもの。
最初は,日本大使館からボランティアで通訳をしてもらう方を連れてきますということだったのですが,あまり協力してもらえず,英語の話せない私が,孤高の海に放り出された次第です。
日本語はしゃべれないが,優しい日本大使館の職員のおばさまがいて,簡単な英語→スウェーデン語に訳してもらって,何とか少しは会話をしました。
でも,向こうの人は,当然,完璧に英語が話せるので,こちらの英語力の無さばかりが目立つことに。
今まで海外旅行でもそれなりに落ち込んできましたが,今回ばかりは落ち込みました。
もし次に来ると機会があったとしたら,そのときにはペラペラしゃべれるように,英語力を磨こうと堅く決意したのでした。
でも,とても良い経験でした。
こうして,最大の任務を終えてぐったり疲れて,地下鉄でホテルに帰りました。
明日は,最後の訪問地,刑務所を訪れます。
by black_penguin
| 2014-11-16 13:36
| 北欧調査旅行