三四郎

前にも書きましたが,村上春樹のインタビュー雑誌「考える人」に,夏目漱石の,三四郎,それから,門の三部作が面白いとあったので,まずは三四郎をということで,読み終えました。
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夏目漱石なんて,中高生の時には読んでおくべきだったんでしょうが,まあこの年になって読んで分かることもある?かもしれないので。

本当につまらない感想ですが,文章が上手です(笑)。
何のクライマックスもない,淡々とした日常を,これだけ面白く読ませるんですから。

「すると美禰子は石の上にある右の足に,身体の重みを託して,左の足でひらりとこちら側へ渡った。あまりに下駄を汚すまいと念を入れ過ぎたため,力が余って,腰が浮いた。のめりそうに胸が前へ出る。その勢いで美禰子の両手が三四郎の両腕の上に落ちた。「迷える子(ストレイ シープ)」と美禰子が口の内でいった。」

あんまり脈絡無く「「迷える子」(ストレイ シープ)」等という科白が出てくるあたり,村上春樹の文章と似ていると思いました。
現在「それから」を読んでいます。
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by black_penguin | 2010-10-13 00:09 | その他 | Comments(0)

弁護士のちょっとブラックな業務日誌


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