孤剣

藤沢周平の用心棒シリーズ第二弾「孤剣」を読了です。

面白い。
青江又八郎には,品があって,口入れ屋の吉蔵にも義理人情があって,と登場人物も良い。
用心棒稼業の話と藩の話とが,とても自然にかみあっていて。
剣を使う場面では,又八郎が勝つと分かっていてもドキドキしてしまいます。
江戸の町の名前や,「吝い」とか「ご新造」とか言葉も興味を惹かれるし,時間の表し方「四つ半」もいいです。

まあ,またしても,国元に妻がいるにもかかわらず,忍びみたいな女と仲良くなっちゃうところが,妙に爽やかに書かれているところは,批判も浴びそうですが(笑)。

第三弾,第四弾も読もうと思います。

この用心棒シリーズを読んでいて,弁護士稼業も青江又八郎みたいだなと思ってしまいました。
ご依頼者からすると,何だ!ってな感じですが,ご容赦いただいて…。
口入れ屋→相談窓口
大変だが手当(報酬)のいい仕事,大変だけど手当が少ないけどやりがいのある仕事,楽で手当がいいがやりたくない仕事。
お米のためには,やりたくない仕事もやる。しかもプロとしてきちんと。
逆にお米にならなくても,採算度外視でやるべき仕事もある。もちろんプロとしてきちんと。
そして,意外に何とか次…次…と仕事が来る。

読んだら,何かちょっと自信が出てきて,頑張ろうと思いました。
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by black_penguin | 2010-03-13 22:08 | その他 | Comments(0)

弁護士のちょっとブラックな業務日誌


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